京都先斗町:歴史ある風情と【多国籍グルメ】が共存するスポット。京都らしさを体感したいなら先斗町でディナーがおすすめ

京都の四季折々

京都先斗町。この京都の古(いにしえ)の佇まいを色濃く残す通りには粒揃いの多国籍グルメの飲食店が軒を並べる。幕末には維新の志士たちも通った花街。運が良ければ舞妓さんを見かけることも。「京都らしさ」を体感したいなら先斗町でディナーがおすすめ

京都「先斗町」

鴨川と高瀬川の間、南から北に四条通りと三条通り近くまでを繋いでいる先斗町。

南の入り口には「先斗町の石碑と駒札」がありこの独特な街の由来が示されている。北の端には「歌舞練場」がある。ここで行われる「鴨川をどり」では舞妓さんや芸妓さんの舞や劇が見ることができる。

路地の賑わい

狭い路地が延々と500m続く。路地の両側には町屋造りの店が並び、京の古(いにしえ)の佇まいを色濃く残している。

コロナを終えて街には賑わいが戻ってきた。特に外人さんが多い。先週ここを歩いた時の「外人さん率」はおそらく半分を超えて7割はあった。カップルもそぞろ歩きで街を楽しんでいる。

多国籍グルメ

軒を並べる飲食店は京懐石などの日本料理屋に限らず、イタリアン、中華、韓国、ステーキ、焼肉、お好み焼き、うどんそば、もつ鍋などなど本当に多種多様。

特に肉食系が意外に多いのは驚き。

京都 先斗町のれん会
京都の先斗町のれん会です。たくさんの飲食店やお土産屋があります。たくさんの方のお越しをお待ちしております。

陽の落ちた街の風情と赤い提灯

陽の落ちた先斗町には赤い提灯が並んで宵の京の風情を醸し出してくれている。誰もが「京都に居る実感」を体感することができる。

赤い提灯の「赤地に丸っこい左向きの鳥」のマークは「花街:先斗町」のシンボルマーク。「お茶屋さん」も健在。というよりこの通りはそもそもが「花街:先斗町」。

そのせいか時折、舞妓さんや芸妓さんが足早に歩いている姿を見かける。舞妓さんに遭遇する確率は京都の中でもかなり高い。運が良いと舞妓さんを見ることができるかもしれない。

尚、「お茶屋さん」は基本的に「一見さんおことわり」との事。これも京都ならでは。

「京都らしさ」のおもてなし

京都に住んでいると友達や親戚が本当によく訪ねてくる。今の我が家は京都観光の基地になっている。これはこれまでに住んでいた街ではなかったこと。来京者の「どこか京都らしいところに行きたい」というリクエストにはいつも先斗町のレストランでディナーを予約する。

先斗町の路地の夕闇に映える赤い提灯の中を通り抜けて予約したお店まで歩く。これだけで既に十分な「おもてなし」になる。これにゲストの好みの美味しいディナーがセットできれば万全。これも京都の街に住んでいる一つのアドバンテージ。

住んでいる街を楽しむ

57歳で京都に転勤しここで60歳を迎え、シニア社員として働いている。折角、住んでいる街の良さを出来るだけ自分のものとして体感したい。

先斗町でのディナーは京都に住んでいる多くの楽しみの一つ。次は、先斗町のおすすめのレストランを記事にしてみたい。

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